奮闘ぶり

端整な顔立ちで、どこか人懐っこい雰囲気が魅力の矢口敏和さんは1993年生まれの俳優です。矢口敏和さんは子役や俳優などをマネジメントとする児童劇団兼芸能事務所、
劇団東俳に所属され、2002年、9歳でデビューを飾られました。子役としてNHKの教育テレビ番組やサスペンスドラマなどに出演されています。

子役としての順調な活動の中でよくいわれているのが、子役はブレイクした後の人生が大変だということです。仕事ばかりで学校に行く時間なども少なく、
学校生活で皆が普通に受けられる教育や友達関係作りの時間などが十分取れないことで後々苦労している子どもたちも多いといわれているのです。そして、ブームが去ればこれまでと違った扱いを受けてしまうという状況があり、
小さな子どもにとって心の負担が大きいと心配されたりしています。

子どもの頃にきちんと学校に通えなかったり、大人からちやほやされてしまい、そのしっぺ返しに悩む人もいるといわれています。大人になった子役たちにはそのまま一般社会に適応するのが難しくなってしまったり、
心にわだかまりを抱えてアルコールに依存するようになってしまったりといった人も多いとかいわれています。子役は使い捨てとさえいうある業界の関係者もいるそうです。

子役というだけあって、はじめから寿命が短いのが宿命という人もいて、その点では子役に共通する悩みがあるのでしょう。
最近では、生まれたばかりの赤ちゃんを芸能事務所に入れようとする親もおり、母親も熱心にプロモーション活動などを行う人もいます。生後2ヶ月で劇団に登録されている子供もいるのだそうです。
しかし、成功できる人はごく一部で、若くして成功してしまったがゆえにその後、どうみても不幸な人生になっていくタレントも多いそうです。

というのは、ある子役はブームになって、その後仕事が急に増え、あまりに注目され過ぎたため、父親が働かなくなってしまったり、両親が離婚してしまったりした人もいるそうです。
そのため、子役で成功するとイメージが定着し過ぎるという弊害があって、その後の芸能界での人生が大変だという人もいます。
そのような中で現在、芸能活動を継続されている矢口敏和さんは幸運な人といえるのではないでしょうか。でもこれは、ご本人の頑張りと周りの理解などもあってのことといえますね。

そんな矢口敏和さん、これからもどんどん成長していかれ、素敵な演技を見せてほしいですね。