矢口敏和~役者に必要な素質とは

ラブストーリーからコメディ、アクションと様々なジャンルの映画やドラマに出演されている矢口敏和さんは、今では実力派俳優の一人として名を連ねています。役作りはかなりストイックで、その姿勢は共演者や監督、スタッフからも評価されていました。そんな彼が思う役者として必要な素質とは何なのでしょうか。

■矢口敏和が思う、最も大事なのは演技力

役者は与えられたキャラクターに成りきる仕事なので、演技力は欠かせない素質と矢口敏和さんは考えています。演技力を身に付けるためには発音や滑舌といった基礎的な特訓はもちろん、演じる役が何を思っているのか、その役だったらどう表現するのか想像力も求められます。

彼は学生時代、ノートに自分の世界観を書き綴っていた時期があり、その行動が想像力を育んでいたのでしょう。また、ただ役にハマるだけでは良い役者とは言えないと考えているようです。監督にもよりますが台本の内容にあった役を理想とする人もいれば、台本があっても役者のオリジナリティがでる型破りな演技を求める人もいます。

なので、単純に与えられた演技をこなす演技力ではなく、何を求められているか自分で考え、役をものにする演技力が必要となるでしょう。彼は自分で役を考えつつも、監督や演出家としっかり話し合うことも大切にしており、役を理解する力が優れた演技にも関わっていると言えます。

■体型をコントロールする

基本的に役者は役のイメージに合わせて体型を変化させます。もちろん、中には体型をコントロールしなくてもそのキャラクター性にぴったりな役に起用される役者もいますが、それは一握りの許された人だけでしょう。役になりきるためには体をしっかり、思い通りに動かせるようにコントロールしていくことが大事です。

彼はお酒も白飯も大好きですが、映画の撮影中は役作りのために食事制限を行い、見事に鍛えられた体を披露しました。もともとスタイルの良い彼ですが、鍛えたことでアクションシーンも一段とかっこよく演じることができ、最初は脱がすことに申し訳ないと思っていた監督もストイックな役作りに共感しています。また、忙しい役者は気を抜くと体調が悪くなることも少なくないので、周りに迷惑をかけないように体調管理をしっかり行うことも大切な素質と考えています。

矢口敏和さんが思う役者として必要な素質についてご紹介しましたが、役をこなす上で演技力と体型・体調管理は欠かせない素質と考えています。役者の基礎と言える素質ですが、基礎がしっかりしているからこそ、人を惹きつける魅力を持っているのではないでしょうか。